日本デジタルゲーム学会の2014年夏季研究大会にて、蔵原大が共同研究発表に参加します

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日本デジタルゲーム学会の2014年夏季研究大会にて、蔵原大が共同研究発表に参加します

 岡和田晃 (協力:蔵原大、高橋志行)

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 今やゲーム産業は2012年度時点で1兆円の市場規模にまで拡大しています。また、医療・教育・文学研究や歴史研究の領域からも注目を集めています(詳しくは、下記の資料をご参照ください)。

・今井麻裕美編(2013)『2013 ゲーム産業白書』メディアクリエイト.
・経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課(2012年12月)「【参考資料】現状分析編(各論)」(http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/downloadfiles/121226-2.pdf)
・福岡市委託事業 九州大学シリアスゲームプロジェクト. (http://macma-lab.heteml.jp/)
・藤本徹(2007)『シリアスゲーム 教育・社会に役立つデジタルゲーム』東京電機大学出版局.

 そんななか、デジタルゲームの研究者や企業人が数多く集う学術団体「日本デジタルゲーム学会」(DiGRA Japanは、2014年8月24日(日曜)、東京工科大学キャンパスにて夏季研究大会を催します。同会の会員でなくても参加可能なイベントとなっています(http://digrajapan.org/?page_id=1297 )。
 そこでこのたび、Analog Game Studiesメンバーの蔵原大氏が、同大会で、クラウゼヴィッツ『戦争論』をゲーム化した手法に関する発表を行う予定となりました(他の発表者との共同発表)。概要は以下の通りです。

●発表名: 保田琳・蔵原大「クラウゼヴィッツ『戦争論』と「科学の時代のゲーム」」
●夏季大会紹介: http://digrajapan.org/?page_id=1297
●プログラム(02頁目を参照のこと):
http://digrajapan.org/summer2014/DiGRAJ_summer2014_schedule.pdf

 蔵原氏は、「今回の発表では、社会科学の理論モデルをゲームとして表現することで、理論を学ぶというより実感する方法の解説に主眼を置いています。いささか極端な言い方が許されるなら、学術における、ある種のPR(Public Relation)を模索していると言えるかもしれません。クラウゼヴィッツ風に述べるなら、学術的理論を啓蒙できる現代のゲームは「他の手段をもってする”学術”の継続」だということをご説明したいと思います」と、その意気込みを語っています。

 なお上記の研究大会では他にも、現役のクリエイターやメディア研究に携わる学術者たちが、興味深いパネル発表を行なう予定となっています。アナログゲームに興味がある方も、それぞれの関心にあわせ、何かしら有用なパネルを見つけることができるはずです。現代のゲームが、いかにクラウゼヴィッツの理論と切り結ぶのか。AGSメンバーの発表にご注目いただけましたら幸いです。